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まいにち食堂

沖縄本島中部の読谷村(よみたんそん)の人気観光スポット「やちむんの里」近くに位置する沖縄そば店「まいにち食堂」では、鰹節・昆布・鶏などを使ったオリジナルのスープと、店主こだわりの麺を使った沖縄そばがたべられます。

まいにち食堂は、沖縄そばファンや職人など「通」も通うほど美味しいと評判で、連日満席が続きます。

お店に伺ってみましょう。

目次

1.レンタカーの人も安心な大きめ駐車場と子連れファミリーも来やすいカラフルな店内

沖縄を自由に観光したい人にとって欠かせないのはレンタカー。

でもいざランチを食べに行ったら駐車場が小さかったり、満車だったり、そもそも駐車場がなかったという経験がある人もいるのではないでしょうか?

まいにち食堂の駐車場は、13台止められるほどの広いスペースなので、レンタカーの人も安心♪

お店の玄関は黄色カラー。

こちらで入店を待つお客さん行列も珍しくないそうで、地元の常連客の中には、並んでいない時をみかけてサクッと利用する“通”も。

店内は、カラフルな楽しそうな雰囲気。

「お店の名前に『まいにち』と名付けたのは、子供も読めるようにしたかったから。子供に『まいにち(に)行きたい』と言われたら、親御さんもつい来たくなると思うんです(笑)。子供が沖縄そば食べてくれないと沖縄そばの文化が後世に繋がらないので、親子みんなでワクワク食べて帰ってくれたら嬉しい」とスタッフの伊波 真理子さん。

「壁や床、椅子などの配色やバランスはお客さんの心身に影響を与えると思うので、どうやったら沖縄そばが美味しくなるかな?と考えて、この配色にしました。テーブルの高さも、子連れのお母さん達が美味しく食事できるようにオーダーで作ってもらいました。テーブルが完成したら実際に子供がいる女性に実際に座ってもらって、テーブルの足を職人さんに再度切ってもらったりと調整しましたよ」と、真理子さんのご主人で店主の和晃(かずあき)さん。

店内は、キッズスペースや子供用椅子があり、テーブルとテーブルの間の廊下も広めの構造。

赤ちゃんから年配客まで利用しやすいように工夫されています♪

2.食材の旨味を生かした沖縄そばと人気な水出しコーヒー

ゆし豆腐と塩三枚肉とアーサ(海草)が一度に楽しめるオイシイ「生アーサまいにち食堂そばセット1,200円」(ジューシー付き)。

生アーサの潮の香りがたまらない自然派スープで、どっぷり大きい塩三枚肉は口の中でホロッと溶ける柔らかさ。

鰹節、昆布、鶏、豚、野菜の5つを使ったスープ。

店主が県内を食べ歩いて見つけたこだわりの麺。

まぼろしの豆腐といわれる、うるま市の「志林川(しりんかわ)豆腐」。

県内の沖縄そば店では稀有と話す「アナアオサ」。

まいにち食堂の沖縄そばは、それぞれの食材の旨味を最大限に生かし、絶妙なバランスで作りあげられています。

食後にオススメなのは、20時間水出しした店自慢の「アイスコーヒー450円」。

「ウチは本当に美味しいものを提供したいから20時間仕込んでいます。売り切れる場合もありますよ~」と店主。

アイスコーヒーに入っている大きな氷が印象的ですが、これは「手間暇かけて作ったコーヒーだから、氷が溶けてすぐ薄くなったらイヤで(笑)。できるだけ溶けるのが遅い氷にしました」と真理子さん。

イートインのお客さん限定で、ぜんざいも付いていますよ♪

3.こだわりとセンスが光るまいにち食堂の沖縄そばが美味しいワケ

まずはコチラ。

まいにち食堂で使っている沖縄そばの器は「5.75寸」(左)。

通常の沖縄そばの器は6寸(右)。

「通常の沖縄そばの器は6寸ですが、ウチは特別にやちむん(焼き物)工房「深貝工房」さんにお願いして、特別に5.7寸で作ってもらっているオリジナルの器です。器の大きさや圧って、お客さんの印象や食欲に影響を与えると思うんです。だから、器も沖縄そばを美味しくたべてもらう大切な要素」と和晃さん。

「そうそう。ウチは器を割ってしまっても買い替えることはせず、金継ぎで直しているんです。器1つ1つ大切にお客さんの笑顔を見て購入しているので、他の器では代用がきかなくて」と真理子さんはにっこり。

まいにち食堂の沖縄そばの仕込みは、毎朝4時から10時までじっくり。

「まいにち同じ味を出すために、寝る時間は夜7時と決めて、1日で水を摂取する量と時間も決めています。体をコントロールして体調を良好に保てなければ、食材の味も毎日均一に出すことはできません。健康診断に行ったら、検診を受けた場所から電話がかかってきた時もありました。『あまりにも健康すぎます。何をしたらこんな数字を出せるんですか?』って(笑)。お客さんに美味しいものを提供したいから、自分の心身には敏感に過ごしていますよ」と和晃さんは笑顔。

全てはお客様のため。

全てはお客様への一杯のため。

和晃さんはこうも話します。

「沖縄そばの文化を守りながら、ウチの味を出しながら、体調を整えながら守りながら、という制限のある不自由な枠組みの中だからこそ、ギュッと凝縮された旨いものが作れる。ウチは決して健康志向の沖縄そばを目指しているわけではないけど、できるだけお客様に美味しいものを提供したいと追求したら、自然に食材の味を生かした沖縄そばになりました。でもまだまだ完成には程遠い。研究の毎日です」とキラッとした笑顔。

「『ディズニーランドの近くに住んで羨ましい』が『まいにち食堂の近くで羨ましい』と言われるようになるのが夢です!」と真理子さん。

読谷を観光する際は、ぜひ究極の沖縄そばを食べてみませんか?

スープ、麺、アーサ、豆腐、三枚肉・・・etc。

沖縄そばを彩る食材の美味しさを最大限に生かした「まいにち食堂」の沖縄そば。

ぜひご賞味あれ♪

◆おすすめ

沖縄そばにはコレ!

オリジナル調味料「コーレーグース」も店内で販売中!

沖縄で昔から愛されてきた調味料「コーレーグース」は、沖縄のお酒「泡盛」に唐辛子を漬け込んでおり、沖縄そばには必ず必須というコーレーグースファンも。

泡盛を使用しているので、レンタカーを運転している方はご注意を♪

Photo&Text:小鍋 悠

(取材:2023年10月)

住所: 沖縄県中頭郡読谷村喜名390

電話番号: 098-958-7250

営業時間: 11:30~14:30

定休日: 日曜・月曜

駐車場: あり

店舗詳細URL: http://casual-japanese-style-restaurant-132.business.site
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