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お食事と喫茶 「千日(せんにち)」

かき氷ファンのみならず、地元や沖縄好きの間では名の知れた「お食事と喫茶 千日(せんにち)」。

沖縄で70年以上愛され続けている老舗店です。

「ぜんざい」というと一般的には、小豆を砂糖で煮て、そこにお餅や白玉団子を入れたもののことを指しますが、沖縄のぜんざいは、ひんやり。

そんな沖縄ぜんざいが味わえる「千日」のご紹介です。

目次

1.創業当時から変わらぬおいしさ「アイスぜんざい」

那覇市久米にある「千日」のぜんざいは、1952年(昭和27年)の創業当時から変わらない味で、昔も今も多くの人たちから愛され続けています。

6種類(アイスぜんざい・いちご氷・いちご金時・ミルク金時・いちごミルク氷・いちごミルク金時)の中でも、地元の常連客から支持されているのがアイスぜんざい。

サラサラでふわっとした食感の氷の下には甘く煮た金時豆が。

究極にシンプルな材料で仕上がっています。

観光客からの人気は、アイスぜんざいの上に練乳がかかったミルク金時。

練乳のまろやかなコクと甘さが感じられ、どこか懐かしくホッとする味わいです。

2.地元の人も観光客も。4世代が通う老舗店

創業者の金城 新五郎さんと妻の春子さんが「屋船食堂」をオープンしたのが千日の始まり。

金城さん夫婦はその後1960年に「千日アイスケーキ」を、1962年に今の場所に「千日」を構えました。

現在は金城 新五郎さんの三女の小坂れい子さんと次男の茂人(しげと)さん、茂人さんの嫁の美和子さん、れい子さんの夫の明(あきら)さん、息子の国慶(くによし)さんで切り盛りしています。

創業時からのレシピを守り続ける千日。

4世代で通う地元客や遠方から通うファンや観光客が連日足を運び、かき氷シーズンになると1日500人ほど訪れる日もあるそうです。

3.自家製あんこたっぷり!焼きたてのたい焼き&今川焼き

意外と知られていないのですが、隠れ名物のたい焼きと今川焼きも人気です。

程よい甘さに炊き上がった自家製のあんこが詰まって、外はカリッ、中はふんわり。

価格は1個140円とリーズナブル。

近所の子どもがお小遣いを持って「たい焼きくださーい」と買い求める姿も見られます。

そんなアットホームな雰囲気がただよう人気店へ、沖縄旅行の際は立ち寄ってみてくださいね。

Photo & text:舘 幸子

(取材:2023年4月)

住所: 沖縄県那覇市久米1-7-14

電話番号: 098-868-5387

営業時間: 11:30〜20:00(冬季は〜19:00)

定休日: 月曜(月曜が祝日の場合は翌日)

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