周囲を東シナ海と太平洋に囲まれた島国・沖縄には、本島・離島含め、ひととき日常を忘れて過ごせる海カフェがあちらこちらに。
お目当ての店をランチやブレイクスポットとして、旅のプランに盛りこむカフェラバーズは多いのではないでしょうか。
今回は沖縄本島南部「南城市」にある大人気の海カフェ「Cafe やぶさち」のご紹介です。
1.斎場御嶽・おきなわワールド・百名ビーチ・新原ビーチから好アクセス
沖縄本島南城市玉城(たまぐすく)、海沿いのドライブが心地よい国道331号から少し入ったところに「Cafe やぶさち」はあります。
沖縄本島南部の観光スポット「斎場御嶽(せーふぁうたき)」や「おきなわワールド 文化王国 玉泉洞」から6〜7km、「百名(ひゃくな)ビーチ」や「新原(みーばる)ビーチ」からは2kmほどの場所です。
建物の2階がカフェになっていて、ガラス張りの店内やテラス席の向こうには果てしなく続く空と太平洋の青が…。はあぁ、写真1枚に到底おさまらないパノラマビューに癒やされます。
2.青い海と空を眺めながら沖縄素材のカジュアルなフレンチイタリアンを
ランチタイムに訪れるなら「やぶさち県産プレート」がイチオシ。
メインには写真の金武町産ブランド豚・金アグーの「アグーハンバーグ」、「県産黒毛和牛ステーキ」の2種を用意。
11時〜14時半に提供しているランチメニューには、パスタやオムライスにカレーなどもあり、どれもセルフサービスのサラダ・スープ・ドリンクつきです。
キッチンで腕をふるう安次嶺(あしみね)店長は「フレンチイタリアンをベースに、沖縄県産・地元南城市産の食材を楽しんでいただける食事やスイーツづくりを心がけています!」とにっこり。
料理には南城市産の鮮魚や古代米、旬の県産野菜やフルーツなども彩りを添えます。
デザートや14時半〜18時のカフェタイムに、フレッシュフルーツタルト(写真手前)や紅芋プリンなどの自家製スイーツもいかが。
南城市の名産品「さとうきび酢」を使った冷たいドリンク(写真奥)、フルーツシャーベットやスムージーなどは、暑い日のブレイクにもぴったりです。
3.聖地「藪薩御嶽(やぶさつうたき)」が「やぶさち」の由来
2005年にオープンしたcafe やぶさちは、実は沖縄の絶景カフェブームの火付け役のひとつ。
近くにある「藪薩御嶽(やぶさつうたき)」がその店名の由来です。
「御嶽」とは沖縄における聖地、藪薩御嶽は琉球開闢(かいびゃく)神話にまつわる七御嶽のひとつで、斎場御嶽とも並ぶパワースポット。
やぶさちスタッフは年に一度のお参りを欠かさないそうです。
さらにショップロゴは沖縄の稲作発祥の地と伝わる泉「受水走水(うきんじゅはいんじゅ)」をイメージしたもの。
受水走水もやぶさちの近くにある神聖な拝所なんです。
沖縄本島南部ドライブを楽しみながら立ち寄るのにおすすめの絶景カフェ。
ぜひ癒やしパワーを感じて、カラダに心に元気をたっぷりチャージしてくださいね。
Photo&text:藤井 千加
(取材:2019年11月)
住所: 沖縄県南城市玉城字百名646-1 2F
電話番号: 098-949-1410
料金目安: ランチ1300円〜2700円
営業時間: 11:00~日没まで
定休日: 水曜(祝日の場合は営業)・年末年始・旧盆
駐車場: あり
座席: テーブル席40席・テラス席8席
喫煙: 店内禁煙・テラス可/喫煙スペースあり
その他: 夏場やGWは混み合うので予約がベター、挙式プラン・貸切パーティプランあり、那覇市銘苅に姉妹店「春々堂withやぶさち」
店舗詳細URL: https://yabusachi.com/