Roguii（ロギ）

Roguii（ロギ）は、沖縄市の静かな住宅街にたたずむカフェで、オープンから15年ほど経った現在も安定した人気を誇っています。

オリジナリティあふれる料理や、シンプルながらセンスのいいインテリア、広い庭などがその秘訣のようです。

1.野菜を多く使った独創的な料理

化学調味料を排除して、国産素材を中心にした料理は創作風です。

ある日のメニューを見てみましょう。

鶏のロースト・マスタードソース、鶏手羽と冬瓜の煮込み、シュリンプカレー、生ハムとブルーチーズ＆モッツァレラ・フォカッチャサンドなどなど。

煮込んだり辛みを強調したりするエスニック、さらに洋食も取り入れたオリジナルスタイルであることがわかります。

もうひとつの特徴は、白米以外に玄米も選べることです。

この玄米を目当てに通ってくるお客さんも多いのだとか。

こちらは鶏のロースト・マスタードソース。

日替わりメニューの一例です。

鶏手羽と冬瓜の煮込みは、柔らかい手羽、味の染みた冬瓜が絶品です。

2.手作りのインテリアと子どもを遊ばせられる広い庭

インテリアは店主自身の手によるもので、テーブルなどもほとんど手作り。

そのため、シンプルではありますが、温かみというか、ぬくもりのようなものが感じられて、居心地のいい空間になっています。

また、もともと店主夫婦が住んでいた家を店舗にしているそうで、広い庭も備えています。

もちろん、きちんと手入れされたスペースで、食後にちょっと散策したり、子どもを走りまわらせたりと、いろいろ活用できそう。

木々の緑にも癒されます。

ちなみに店主夫婦は、店が繁盛したので引っ越したそうです。

窓からは明るい光も射し込んで、くつろげる店内。

ゆっくり過ごすお客さんが多いそうです。

店舗の裏に広がる広い庭は手入れが行き届き、障害物もないので、安心して子どもを遊ばせることができます。

3.エキゾチックな輸入雑貨や自家製パンも販売

店内で販売されている雑貨も目を引きます。

中東やインドなどからの輸入品を中心に、生活雑貨や衣類などが売られていて、ディスプレイを見ているだけでも楽しめます。

また、水曜、土曜、日曜は自家製パンも販売されているので、食事やお茶のついでに焼きたてパンを買って帰るのもおすすめです。

販売されている雑貨も、エスニックだったりアジアンテイストだったりとエキゾチックな品々。

この日は水曜日で、ローズマリーフォカッチャ、クルミ全粒パン、イチヂク全粒粉などの自家製パンが販売されていました。

text: 吉田 直人

Photo:根原 奉也

（取材：2020年8月）