レトロなアメリカンスタイルの店構えが目を引く「K’s PIT DINER(ケーズピットダイナー)」。
宮古島市平良に2016年オープン以降、老若男女たくさんの常連客に愛されているハンバーガー屋さん。
その魅力と、オーナーの「想い」を余すことなくご紹介します!
1.地元宮古島の中高生に食べさせたい「本物のハンバーガー」
▲ハンバーガーの価格帯は600円〜とリーズナブル。
▲K’s PIT DINERさんのバーガーはどれもボリューミー
オーナーの長嶺さんは宮古島で生まれ育ち、高校卒業とともに就職のために島を出ました。
その後若くして出会った「本物のハンバーガー」に衝撃を受けたことがきっかけとなり、島外での修行ののち、宮古島で「K’s PIT DINER」をオープンすることに。
「宮古島の中高生に、島の中で本物のハンバーガーを食べて欲しい」という想いから価格設定も学生が手を出しやすい金額にしているそう。
島の先輩から後輩へ、そんな温かい想いが込められているんですね。
2.「食の安心安全」へのこだわり
▲チキンスティック(ポテト付)800円
ハンバーガーというと、ジャンクフードに位置付けられることも少なくない中、K’s PIT DINERで提供するハンバーガーには、安心して口にできる食材を使用しています。
「地元の子供たち、家族や友達に安心して食べさせたい」という想いから、素材へのこだわりは何よりも大切にしているそう。
化学調味料は避け、使用する鶏肉は産地が分かる国産のもの。
使用するソース類も、手作りしています。
▲マスタードがピリッときいたシャークバーガー
また、K’s PIT DINERの一押しメニューといえば「シャークバーガー」。
漁の際にあがったサメが無駄にならないように、ハンバーガーの具材に使用しています。
こちらは常に手に入る食材ではないので、出会えた方はラッキーです!
3.オープンまでの道のり
K’s PIT DINERの始まりは、なんと愛知県。
オーナーの長嶺さんは、20歳の時に愛知県半田市にあるアメリカンダイナー「K’s PIT」のオーナーに出会います。
そしてひょんなことから店長として働くことに。
お互い歳も近かったこともあり「K’s PITを日本一にしよう!」という目標を掲げて二人三脚で頑張ってきました。
その後、宮古島に戻って来た長嶺さんは、地元の子供たちのために「K’s PIT DINER」を開店。
「K’s PIT」を日本一にしたいという思いはそのまま、敢えて店名は変えなかったのだそう。
店名には、師匠との素敵な結束が込められていたんですね!
「宮古島の子どもたちに本物のハンバーガーを」そんなオーナーの想いがぎゅっと詰まったK’s PIT DINERで、ぜひ最高のハンバーガーを味わってみてはいかがでしょうか?
Photo&Text:吉田芹
(取材:2022年5月)
住所: 沖縄県宮古島市平良字下里517 山吉マンション
電話番号: 090-1821-1098
営業時間: 11:30~
定休日: 火曜日
駐車場: あり
その他: 持ち帰り・店内飲食可(テーブルあり)
店舗詳細URL: https://www.instagram.com/kspit.miyako/