久米島ダイビングエリア
沖縄本島から西に約100kmの距離にある久米島は、その美しい景観から「球美(くみ)の島」と呼ばれ、日本の渚百選に選ばれた「イーフビーチ」や、沖合にある砂浜だけで出来た無人島「はての浜」をはじめとする、真っ白な砂浜が島を囲んだリゾートアイランドです。 その透明度の高い海に生息するサンゴは260種を超え、これらのサンゴ礁には2,000種にも及ぶ海洋生物が豊かな生態系を築いています。久米島の豊饒の海は、あらゆるタイプのダイバーが楽しめる理想的なロケーションが揃っています。
沖縄屈指の大物狙いのポイント「トンバラ」
雄大な地形と豊饒の海・久米島を代表するダイビングスポット
島の南、沖合い2kmにそびえ立つ巨大な岩「トンバラ」は、豊かな久米島の海でも屈指の生物の宝庫。特にロウニンアジやイソマグロ、ネムリブカなど大物が続出する久米島を代表するダイビングポイントです。冬場にはダイバーの憧れ・ハンマーヘッドシャークの姿も見られ、運が良ければ水中でザトウクジラの歌を聴くロマンあふれる体験も。大岩が転がるダイナミックな地形と、抜群の透明度を誇る海。久米島に来たら1度は潜りたいポイントです。
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ホワイトチップ(ネムリブカ)
トンバラに住むホワイトチップ(ネムリブカ)。冬になるとダイバーの憧れ・ハンマーヘッドシャークや、ザトウクジラが見られることもあります。
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大物・魚群続出のポイント
久米島の豊饒な海の中でも、特にトンバラは多種多様な生物に出会える人気スポット。写真は大型の回遊魚、ギンガメアジの大群!
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地形派にもオススメ
そびえ立つトンバラ岩のダイナミックな地形もトンバラの魅力。水中から見上げる、岩に当たって砕ける波の雄々しい姿は絶景です。
その他のポイントや特徴
イマズニ
■ギンガメアジのトルネードは圧巻! トンバラと並ぶ久米島のダイビングスポット。潮通しがよく、ギンガメアジやイソマグロなどの回遊魚からカマスやナポレオンといった大物まで見られる。イソバナやウミウチワなどサンゴ礁に群れる色鮮やかなハナゴイの舞いも見事。港から5分と、アクセスの良さもポイントです。
黒岩
のんびりと楽しめる地形スポット。根の間にできたクレパスや、隙間から差し込む光が神秘的なアーチ。面白い地形が目白押しの黒岩は、水深も浅く流れもほとんどないので、ダイビング初心者やブランクダイバーものんびりと楽しめるオススメの地形スポットです。
中の浜下
白い砂地とサンゴが広がる、波が非常に穏やかな初心者にもやさしいスポット。大小の根の周りには写真のチンアナゴ(ガーデンイール)やアカヒメジの群れが見られます。カミソリウオなどレア物や、小さなウミウシも多く、のんびりとしたダイビングを楽しめます。
大物から魚群、珍種まで・・・「久米島の海」は感動がいっぱい!
ダイナミックな地形、美しい白い砂地、どこまでも透明な海。沖縄ダイビングの魅力が詰まった「久米島」の一番の魅力は、その豊かな海の生物相。 ハンマーヘッドシャークやジンベエザメ、マンタにザトウクジラのような大物から、大迫力の回遊魚たち、アケボノハゼやシコンハタタテハゼ、ウコンハネガイなど珍種・希種まで、一年を通して潜るたびに驚きと感動の出会いが待っています。